■102 / ResNo.10
Re[9]: 創造神と神鳥レティスに導かれた戦士達
□投稿者/ 謎の女剣士 [下級職]剣士(15回) - (2020/06/06(Sat) 21:53:39)

A27-4◆笠音アオ(変身後)/KASANE AO
■103 / ResNo.11
Re[10]: 創造神と神鳥レティスに導かれた戦士達
□投稿者/ 謎の女剣士 [下級職]剣士(16回) - (2020/06/10(Wed) 11:38:31)

A27-4◆大庭樹里/ŌBA JURI
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此処は、僕が本来住んでいる世界とは違う所。
創造神から、色んな世界を見て回るのも僕の大事な使命みたいな感じ。
ミッドガルを初め、朱雀城などを案内すると・・・一緒に同行中の彼の足が止まる。
僕もそんな彼が気になり、一瞬だけ後戻りしたんだ。
「ロックさん。何か気になる事でもあるんですか?」
「まあな……。ロイや時リンク達は神様に呼ばれた時、どんな気持ちだったんだろうなって思ってさ」
「まあね。人それぞれだと思うけど」
「……。もしティナがこの世界に呼ばれたら、またトラウマが出てしまう可能性がある……」
「……」
ロックさんの想い人である女性、ティナ・ブランフォード。
これは彼女の旧姓で、今は彼の下の名を取り……「ティナ・コール」となっている。
彼の世界ではケフカと言う人を倒した後、ロックさんはセリスさんではなくティナさんを選んだ。
それは、生前の恋人・レイチェルさんの言伝を遂行する為でもある。
「どうしてセリスさんじゃなくて、あなたはティナさんと進む道を選んだの?」
「……。心ではセリスの方へ行こうとしたけど、ラムウが俺の頭の中に入って来たんだ」
「えっ……?」
「「ロックよ。あの娘を支えてやれるのはわし等だけでは無理じゃ、そなたが変わりにティナのガードになってくれ」と」
「……。頼まれた時、責任重大って思わなかった?」
「まあな。最初は思ったよ、でも……あの言葉があったから今はこうして幸せな日々を送っている」
「……。優しいんだね、ロックさんは……」
かつて共に戦ったマルスやアイクとは違い、ロックさんの明るさはその半々になっている。
時には彼らしくもない姿を見せるけど、それは……過去の事を思い出すだけの姿。
僕がロックさんをこちらの世界に引き寄せたのも、過去との決別をして欲しかったからだと察したんだ。
僕を含め、新しい仲間と築き上げる為にも自分自身が変わらないと行けない気がする……。
前までの僕もまた、ロックさんと似た様な感じになっていたかも知れないね。